最近ブログを更新するのを怠っていました。
理由は極めて明快です。
工房から帰ったら、夕食を食べ、風呂に入り、
ワインかビールを飲みながら本を読み、
眠くなったら寝る。
こんな生活をずっとしていたので、更新していなかった訳です。
今読んでいるのは『赤と黒』。
誕生日に家族から送ってもらった荷物に入っていました。
主人公は頭がいいんだか、馬鹿なんだか…。決して純粋とも思えないし…。
といった感じで、毎日楽しく読んでいます。多分後3日。
ちなみに、『月と六ペンス』も送ってもらったのですが、
これは荷物が届いた日から3日で読んでしまいました。
何かさばさばしている文体がよかった。
今読んでいるのが読み終っても、Shigetoさん宛てに届いた荷物に、
沢山本が入っていたので、しばらくは退屈しなさそうです。
研修ですが、火曜に一つ目の椅子が終りました。
これにかかりっきりだった訳ではないのですが、期間は約1ヶ月。
思っていたよりも時間がかかりました。
もう一つの椅子も今週中には終らせられるでしょう。
という訳で、金曜日に張地職人(この名で正しいかどうか解りませんが。
椅子やソファーの布や皮を打ち直す職人です)のところに行きました。
初めて家具職人以外の工房に行ったので、凄く新鮮な気持ちになれました。
いろいろと相談した結果、持ってきた椅子をまた持ち帰ることに。
どうやらもう一つの椅子が完成してから、2つ一緒に直してもらうようです。
それにしても値段を聞いてびっくりしました!
一脚直すのに450ユーロです!!理由は2つ、
・椅子が1820年代のもので、構造が複雑だから
・クレメンスさんが馬のしっぽの毛で作った最高級の張り地を希望したから
残念ながら、俺は完成した椅子を見ることが出来なさそうです。
クレメンスさんが完成したら写真を送ってくれると約束してくるました。
日本で写真が届くのを楽しみに待っていようと思います。
そういえば大事件がありました。
水曜にニット帽を無くしてしまったのです!多分帰りのトラム…。
いつも俺はトラムに乗ると帽子を脱いでしまうので、
きっとそこで落としてしまったのでしょう。
気付いた時は、もうトラムは遠くへ行ってしまいました。
次の日研修が終ってから、インフォメーションに行ったのですが、
その日は帽子の届け出はないと言われました。
気に入っていた帽子なだけにショックでした。
といっても、2ユーロだったのですが…。
その帰りに新しい帽子を買いました。
あまり気に入ったデザインではなかったのですが、
ドイツの寒さに耐える為には贅沢は言えません。
12月に入ってから昼は滅多に雨が降らなくなりました。
11月よりは明らかに気温が下がっていますが、雨よりはまし。
毎日5度以下ですが、これでも暖冬だとか。
頑張って耐えます。ではでは。