ついさっき、アラスカ物語という文庫本を読み終りました。
この本は、Shigetoさんから借りた本です。
詳しいことを書くと長くなるので割愛させていただきますが、
とにかく面白かったです。
是非まだ読んだことがない方は読んでみてください。
主人公みたいな生き方はなかなか出来るものではないですが、
すごく惹かれたものがありました。
ちなみに、ファウストはもう2回読みました。
もう一回読んだら、SakuraiさんかShigetoさんに貸すことになっています。
みんな本を持ってきているみたいなので、
それを工房集めたら小さな日本語図書館みたいになるでしょう。
今はまだ5,6冊ですが、これからどんどん研修生が出入りすれば、
たちまち冊数は増えていくはずです。
これで今後日本から来た研修生は夜に退屈しないはず!
俺の頭の中ではそんな構想があったりします。
研修は、今日バラバラになっていた部品が一つになって、
椅子の形になりました。
今までは、分解しないとシャラクを塗れないところ
(細くて手が入らないところや、ほぞ穴のある面など)
しか塗装していないので、
月曜からは椅子の本当に面になる部分への塗装に入ります。
そして今朝クレメンスさんに衝撃なことを言われました。
「この椅子が終ったら、他の椅子を持ってくるので、
今度は一人で直してください。」
もちろん質問すれば答えてくれるのだろけど、
計画から自分で考えなければなりません。
不安よりも、新しい研修への期待の方が実は大きかったりします。
ワクワクした気持です。
この先50年ぐらいは使えるような出来にしたいです。
研修から帰ったら、カーストンに映画をみるから一緒にどうかと言われました。
でも、トビアーズとは対照的に彼はかなりまったりとした英語を喋るので、
実はちょいと俺には苦手であまり聞き取れませんでした。
でも“北野武”の映画をみるということは解ったので、
とりあえず付いていくことに。
映画館に行くもんだと思っていたら着いた先はレンタルショップ。
そして、カーストンの友だちがそこに待っていました。
どうやら友だちの家で映画を観るみたいです。
いろいろと映画談義をした末、「ソナチネ」を借りました。
カーストンは、日本語でドイツ語の字幕な筈と言っていたので、
安心していたのですが…。
なんとドイツ語と英語の吹き替えしかメニューがない!
せめて、英語の字幕が欲しかったです。
どっちで観るか話し合いの末、
「君はドイツに来て2ヶ月経つから、ドイツ語でも何とかなるだろ?
しかも、これは日本の映画だし。」
というカーストンの友だちの一言によってドイツ語に決定。
無理です。かなり強引です。
と言うわけで、日本の映画をドイツ語で観て、
たまにカーストンから英語で解説が入るという奇妙なことになりました。
結果はというと何を喋っているかはさっぱりでしたが、
意外に映画の内容は理解できた気になりました。
ドイツ語が理解できた時はちょっと嬉しかったです。
北野武の声の吹き替えがあまりに雰囲気がなかったので、
それが凄く残念でした。
とにかく、よく解らなかったけど面白かったので良しとします。
日本に帰ったらちゃんと日本語で観ようと思います。
明日はSakuraiさんとShigetoさんと3人で、東ドイツ時代に暗躍した
秘密警察のミュージアムに行く予定です。
ではでは。おやすみなさい。(こっちは夜3時です!)